発達障害 グレーゾーンの子の小学校選び⑩支援級見学ではこれを聞け!モヤモヤ解消のためのポイント3つを公開

小学校 入学準備

お子さんの小学校入学にあたっての悩みや不安、ありませんか?

そんな方に向けた「小学校選び」シリーズを書いています。

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今日は、小学校の支援級(正式名称:特別支援学級)を

見学するときの「質問すべきポイント」をお伝えします。

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支援級見学で聞くべきポイント3つ

人員配置について聞いてみる

支援級で大事なのはなんといっても

人的なリソース

です。

いくら新築のきれいな教室であっても、

教材を買う予算が潤沢にあっても、

先生方や支援員さん、ボランティアさんの人数と質が担保されていなければ、

なんにもなりません。

そのあたりを知るための質問をお伝えします。

 

何人の児童に対し何人の先生がいるか

あくまで今年度は、でかまわないので、聞いてみましょう。

文科省が定めている特別支援学級の担任の定数は

8人の児童に対し担任1名

です。

(ちなみに、特別支援学校は6人の児童に対し担任1名。

重複障害の場合は3人の児童に対し担任1名です)

 

また、障害の種別(知的障害、自閉症・情緒障害など)が異なれば

設置される学級が別々になるので、

たとえば

「知的障害をおもちのお子さん7名」で一クラス

「難聴をおもちのお子さん1名」で一クラス

8名のお子さんに対し担任2名

ということもあり得るわけです。

この場合、自治体によっては、柔軟な考え方をして、

4名のお子さんに対し1名の担任で一クラス

というふうに運用しているところもあります。

 

質問の内容に戻ります。

「何人のお子さんがいて、担任は何名ですか」という質問に対して、

「24名の児童がいて、担任は3名です」

という答えであれば、MAXぎりぎりで運営しているということになります。

ちょっとイメージしてみていただきたいのですが、

ご自分のお子さん、もっと障害が重いお子さん、軽いお子さん、

違った特性をもつお子さんなどいろいろなお子さん8人を、

自分ひとりで1日みれますか?

トイレに付き添い、8通りの勉強を教え、連絡帳を8冊書き、

給食の食べ方に気を配り…

私だったら、「できません」とすぐに白旗をあげてしまいます。

それくらい、この「定員8名」というのは、

先生にとって、そして何よりお子さんたちにとって、過酷な数字だと思います。

 

国が保障しているのはこの「8名に対し担任1名」ですが、

ここから先は、自治体や学校の努力となります。

 

たとえば、自治体として、支援級に少し多めに教員を配置しているところがあります。

また、その支援級の状況によって、「加配」などの教員を配置するところもあります。

それが叶わなくても、非常勤講師を配置するところ、

支援員を配置するところ、ボランティアを配置するところ…など、

自治体・学校によって工夫をして運営している場合が多いです。

 

(逆に、先生方の欠員などがあり、

1クラス8人よりさらに厳しい状況で運営しているところも

あるかもしれません…)

 

もちろん、質問に対し回答が得られたとしても、

あくまで「今年度は」という話です。

卒業する子がいて、入学する子がいて、

もしかすると転校や途中入級の子もいて…となると、

来年度はまったく違う状況になっているかもしれません。

ここで知ることができるのは

「今年度の、学校としての考え方」だけではあります。

 

とはいえ、学校としてどういう方針をもっているのか、ということは、

入学後の学校生活にダイレクトに影響してくる部分です。

 

 

支援員さんやボランティアさんはいるか

上記の質問と重複してしまいますが、

この質問をすることによって、学校の方針としての

「特別支援学級に対する本気度」が見えることがあります。

支援員さんもボランティアさんも、

学校全体に対して配置されることが多いです。

この貴重な人的資源をどこに振り分けるか、というのは、

かなり学校のカラーが出ます。

たとえば通常級で学級崩壊しそうなクラス、学級崩壊しているクラスがあると、

そこに支援員さんやボランティアさんを入れることがあります。

また、学級崩壊までいかなくても、

通常級の中にかなり支援を要するお子さんがいる場合、

その子の支援のために、ボランティアさんをクラスに配置することもあります。

(本来特定の児童につけるものではないと思いますが…)

もしくは、外国にルーツをもつお子さんが多い地域では、

日本語のサポートのために支援員さん・ボランティアさんを配置しているところもあります。

 

このような場合は、支援級には人手が回ってきづらいようです。

 

一方、支援級が教員や大人の手を多く必要としている場合、

支援級にたくさんの人手を割こうという方針を学校がもっている場合は、

通常級ではなく、支援級に支援員さんやボランティアさんが入るというわけです。

 

この質問をした時の、先生のお答えの仕方で、

なんとなく学校全体の様子や支援教育に対する考え方を察することができるかと思います。

 

 

交流について聞いてみる

支援級のお子さんが、通常級の友達と一緒に勉強したり、給食を食べたり、

行事に参加したりすることを「交流」と呼んでいるところが多いと思います。

(正式名称は「交流及び共同学習」といいます)

 

支援学校ではなく、支援級を選ぶ親御さんの中には、

この「交流」に期待感をもっている方も多いかと思います。

ここは、質問しておくとよいポイントではないでしょうか。

どんな教科や活動で交流しているのか

学校によって、

音楽・図工・体育などの技能教科は基本的に交流する

とか、

先生方の人手が足りず付添いができないので、お子さん一人で交流できる活動のみ

とか、

インクルーシブ教育を推進しているので、基本的に通常級で過ごす

とか、

いろいろな交流の形をとっているようです。

その学校としての交流のやり方を聞いてみましょう。

 

交流への付き添いはどの程度できそうか

上記にも少し書きましたが、

交流といっても、いきなり通常級に放り込まれると困るお子さんも多いと思います。

かといって、支援級の担任の先生は複数のお子さんを一人で指導するので、

すべてのお子さんの交流に付き添うことは難しいようです。

そのあたり、学校としてのいろいろな事情もあると思いますので、

聞いてみると良いでしょう。

 

そのほか、お子さんの学校生活をイメージして質問してみる

実際にお子さんが支援級に通うことになったら、

どんなところが不安か?ということをイメージしてみましょう。

1日、1週間のおおまかなスケジュール

学校によっては、パンフレットのような形で提示してくれるところもあるようですが、

多くの場合は口頭での説明だと思います。

登校は支援級へ?それとも交流する通常級に登校するの?

給食は支援級で?交流している通常級で?

下校は?放課後等デイサービスを利用しているお子さんは多いの?

など、気になるところを聞いてみましょう。

 

まとめ 質問はシンプルに&ノートに記録しよう

上記の事柄を、すべて質問しなくて良いのです。

(逆に全部聞いたら、ちょっと質問しすぎな印象を与えてしまうかもしれません)

自分とお子さんにとって、必要と思われることを、

シンプルに聞いてみましょう。

あらかじめ、質問を就学ノートにまとめていくと聞きやすいと思います。

応援しています!!

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