発達障害 グレーゾーンの子の小学校選び⑨支援級見学ではここを見よ!モヤモヤ解消のためのポイント5つを公開

小学校 入学準備

お子さんの小学校入学にあたっての悩みや不安、ありませんか?

そんな方に向けた「小学校選び」シリーズを書いています。

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今日は、小学校の支援級(正式名称:特別支援学級)を

見学するときの「見るべきポイント」をお伝えします。

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支援級の良し悪しを左右するのは?

これは完全に個人的な見解になりますが、

その学校の、支援級の良し悪しを左右するのは、

学校や自治体としての考え方

ではないかと思っています。

自治体や学校が、

教育そのもの、とりわけ特別支援教育を大事にしたい

支援が必要な子を大事にしたい

と思っていれば、それはおのずから、教育に対する予算や人員配置、環境整備に反映されます。

それらはそのまま、

ソフト面

 ・先生方や支援員さんの人数、質

 ・どれくらい人的なリソースを支援級に割いているか

ハード面

 ・設備や教材の充実度

に反映されます。

そしてそういった様々な環境はそのまま、

支援級や学校全体の雰囲気

 ・あたたかさ、多様な子を受け入れる感じになっているか

 ・専門性のある教育に対して前向きか

…といったことに反映されるのです。

 

たま
たま

もちろん、予算が十分につかない、環境が整わないという中でも

必死にがんばっている先生方もいらっしゃることでしょう。

頭が下がります…。

 

見学をされる中で、いろいろな支援級を見ることがあるかもしれませんが、

そこにいる先生方や目の前に広がる教室の中がすべてではなく、

その先生方の背後にある様々な環境、条件によって

支援級の雰囲気が左右されている

ということを頭の片隅に置いておかれると、視野が狭くならずに済むのではと思います。

…前置きはこれくらいにして、

支援級見学で見るべきもの、聞くべきことについて考えていきましょう。

 

支援級見学で見るべきポイント5つ

教室の場所

学校の中で、支援級はどこに位置していますか?

1Fや2Fなど、アクセスしやすい場所にあるのが一般的です。

まれに、3F以上、上層階の隅っこなどにぽつんとある場合があります。

そのような場合は、理由を聞いてみましょう。

・エレベーターが利用できるから

・交流の関係でこの位置がベストだから

など明確な理由があるなら良いですが、

単にアクセスしづらいところに追いやられている場合は、

学校としてあまり支援級に配慮がされていないことも考えられます。

 

教室内のレイアウト

室内をどうレイアウトするかということは、スタッフの腕の見せどころです。

これは学校に限らず、療育やデイサービスでも同じことがいえます。

・パーソナルスペースがある程度保障されているか

(クールダウンの場や着替えスペースが

パーテーションで区切られているか)

・支援級全体で活動する場があるか

・動線が考えられた、安全な配置になっているか

といったあたりを見ると良いです。

 

教材の充実度

これはぱっと見ではわかりにくいかもしれませんが、

すぐれた支援級に伺うと、

さまざまな教材が取り出しやすく使いやすい状態で整理されています。

新しい教材だけが良いというわけではなく、

昔からあるものの中にもすぐれたものがたくさんありますので、

新旧とりまぜて用意されているとベストだと思います。

新しい教材を定期的に購入できるということは、

予算がきちんとついているということでもあります。

 

整理整頓されているか

発達に心配ごとのあるお子さんにとって、

構造化された、スッキリした雰囲気

というのは非常~に大切です。

部屋の中がガチャガチャしているとそれだけで集中力を欠いたりすることもあります。

また、匂いに敏感なお子さんにとっては、

ゴミをこまめに捨てていなかったり、

汚れた雑巾が放置されていたりすると、

その匂いが気になってつらい思いをする、ということも少なくありません。

部屋の中がとっちらかっているということは、

それだけスタッフ(先生方)に余裕がないということでもあります。

ちょっと小姑感覚になって、整理整頓の状況を観察してみましょう。

 

たま
たま

…と書いておいて、

思わず自室の中を見回しため息をつく私でした…

 

お子さんに必要な設備はあるか

お子さんによって、必要な設備は違ってきます。

トイレ

トイレトレーニング中のお子さんであれば、

・広い個室スペース

・おむつ替えができるスペース

・補助便座

また、小柄なお子さんであれば、

・足台

・子ども用便器

があると良いです。

 

エレベーター・昇降機など

車椅子のお子さんや、歩行が不安定なお子さんで、

階段の昇降が安全上心配である、という場合は

エレベーターや階段昇降機が強い味方になります。

 

クールダウンスペース

上にも少し書きましたが、

音や匂いなど環境に過敏に反応してしまった

気持ちの整理がつかない

といった場合に、狭くても一人で落ち着けるスペースがあると

たいへん助かります。

それによって救われる、というくらいです。

 

学習に集中するスペース

通常級の机の配置スタイル

(↑こんな感じのもの)

では、学習に集中しづらいというお子さんでも、

パーテーションで区切られているなど、

個人のスペースが確保されていれば、

学習に取り組みやすい、という場合があります。

お子さんにとって、見学先の支援級の学習環境はどうだろうか、

という視点で見てみましょう。

 

ちなみに、上記のもののうち、

トイレ関係やエレベーター・昇降機などは、

申請すると、入学するお子さんのために設置して貰える場合もあります。

(おそらく、自治体の財政状況によるとは思いますが…)

 

お子さんにとって「ベター」な選択となりうるかを見よう

支援級は、おそらく全国あらゆるところで、

人手的にも財政的にも厳しい状況のもと運営されています。

したがって、「100点満点!すぐにでもうちの子を入学させたい!」という支援級は

あまり多くないのが現状でしょう。

見学する時は、「あれもない、これもなってない」と減点法で見るよりは、

「うちの子の入学後の学校生活」をイメージしながら、

通常級・支援級どちらが、「その子らしく」過ごせるか

ということを考えてみると良いと思います。

いざその場に立つと、見るべきポイントなどを忘れてしまうこともあるので、

就学ノート」にあらかじめ見たいポイントを書いてチェックしていくことをおすすめします。

 

次回は

「支援級見学ではこれを聞け!質問すべきポイント」をお伝えします。

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