【給食を食べられない】発達障害の子、おうちでできる給食対策!!

小学校 入学準備

こんにちは、たまです。

きなこ
きなこ

うちの子、ものすごい偏食で…

給食が心配なんだよね💦

わかります。

心配になりますよね。

入学を控えているタイミングならなおさらです。

 

今日は、お子さんが給食を楽しく食べるために、

・おうちで

・いまから

できることについて考えていきましょう。

たま
たま

この記事はこんな方にオススメです
・小学校の通常級に入学を控えている

発達に不安のある子のママ・パパ
・同じく、小学校の特別支援学級に

入学を控えている子のママ・パパ

発達障害の子に多い「給食の心配ごと」

 

・好き嫌いが多くて、食べられるものがなさそう…

・食べるのがゆっくり。「ごちそうさま」までに食べおわるなんてムリ!?

・うちの子マナーとかぜんぜんできてないんですけど…

・担任の先生にはなんて伝えたらいいの???

とんでもなく長くなりそうなので、1つずつお伝えしていきますね。

 

今日は1つ目、「好き嫌い」対策です。

好き嫌いが多くて、食べられるものがなさそう…

発達障害のお子さんに多い「偏食」。

 

白いごはんしか食べません!まぜごはんなんてムリムリ!

とか、

食べられる野菜といえば、マックのポテトのみ…

なんてこと、ありますよね~。

 

給食のこんだて表をみて、

「うちの子が食べられるものが見当たらないんだが…」

と頭をかかえるママ・パパも多いです。

 

ムリに食べなくてもOK!上手に残せるようになろう♪

 

子どものころ、食べ終わるまで教室に残されたなぁ…

安心してください。

 

時代は変わりました。

苦手なものを、ムリに、ぜんぶ食べられなくてもだいじょうぶです。

 

それよりも、

初めてのメニューへの「恐怖心」をへらす

苦手なものは残してOK、と思える

友だちに不快感をあたえずに、上手に残せる

ことが大事。

 

↑この3つを低学年のうちにできるようになったら、100点です!

 

ひとつずつみていきましょう。

 

初めてのメニューへの「恐怖心」をへらす

幼稚園でお弁当ばかりだった、というお子さんのばあい、

好きなものしか食べたことがない

という子も多いです。

 

そんなお子さんのばあい

お皿の上に、見たことのない料理がのっていると、それだけでパニックに…

なんてことも。

 

でも、給食の力って偉大なんですよね。

1年生の給食では初めての料理ばかりで、パニックばかりだったお子さんも、

食べてみたら意外とイケた

という経験をくり返して、だんだんと給食が怖くなくなっていくことが多いです。

 

とはいえ、できれば最初から、「初めてのメニューへの恐怖心」を減らしてあげたいもの。

 

おうちでも、ふだんは大人しか食べないメニューを、しれっとお子さんのお皿にのせてみましょう。

いやがったら、もちろんムリにすすめず、

苦手なんだね。じゃあ、へらそうか

と言って、ひっこめます。

 

いろんなものが、出てくるんだな

とわかってもらえばそれでOKです。

 

苦手なものは残してOK、と思える

「苦手なものは残していい」

あたりまえのことですが、これができない子、意外と多いんです。

 

とくにASD(自閉スペクトラム症)のお子さんのばあい、

そこにあるものは、すべて「無」にしたい

という特性がはたらくことがあります。

 

お皿にあるものも、ゼロにしなければ気がすまない。

 

でも、食べられない。

 

そこでパニックになったり

ムリに口に入れて吐いてしまうなんてことも…

 

また、「残すのはいけないこと」という思い込みがあると、

給食自体が、いやになってしまいます

苦手なものは、残していい。

残すのははずかしいことでも悪いことでもない。

ということを、伝えていきましょう。

 

友だちに不快感をあたえずに、上手に残せる

二つめの「苦手なものは残してOK、と思える」と関係が深いスキルです。

 

給食で苦手なものが出てきたときに、

うわ~、これキライ。きもちわるい!

と大きな声で言ったり、

一口食べて、「ウェ~~~」と吐きだしてしまったり

そんなことがあると、まわりの友だちは不快になります。

 

そこから、

「〇〇くんって悪い子だな」

「△△ちゃん、いやなこというから、キライ」

と言われてしまうのは、悲しいことです。

 

そうならないためにも、

上手に残すスキル

を、身につけていきましょう。

 

一口食べて、「あ、これムリ」と思ったり、

または、パッと見で「食べられそうにないな」と思ったら、

「のこしてもいいですか」と言う。

その練習をつんでいくといいです。

 

担任の先生によっては、

食べ始めるまえに、食べられる量まで子どもが自分で減らす

というやり方をとることも多いです。

 

この方法ができるようになると、自分が食べきれる量まで減らせるので、

全部食べられた!!

という経験を積むことができます。

 

これは、偏食だけでなく、「少食」のお子さんにもGoodな方法

 

お子さんによって、これもできそうなら、練習してみてもいいかもしれません。

 

「完食しなければならない」という思いこみは手放そう

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

好き嫌い、偏食は、発達障害をかかえる子にとって永遠のテーマ。

もちろん、それを減らしていくことは大事です。

でも、時間がかかります

 

小学校入学が近づいているお子さんのばあいは、

まず、「上手に残す」スキルを身につけていきましょう。

たま
たま

あせらず、一歩一歩ですよ♪

 

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