こんにちは、たまです。
![きなこ](https://tetote-tama.com/wp-content/uploads/2021/03/26245.jpg)
うちの子、ものすごい偏食で…
給食が心配なんだよね💦
わかります。
心配になりますよね。
入学を控えているタイミングならなおさらです。
今日は、お子さんが給食を楽しく食べるために、
・おうちで
・いまから
できることについて考えていきましょう。
![たま](https://tetote-tama.com/wp-content/uploads/2021/01/26234.jpg)
この記事はこんな方にオススメです
・小学校の通常級に入学を控えている
発達に不安のある子のママ・パパ
・同じく、小学校の特別支援学級に
入学を控えている子のママ・パパ
発達障害の子に多い「給食の心配ごと」
・好き嫌いが多くて、食べられるものがなさそう…
・食べるのがゆっくり。「ごちそうさま」までに食べおわるなんてムリ!?
・うちの子マナーとかぜんぜんできてないんですけど…
・担任の先生にはなんて伝えたらいいの???
とんでもなく長くなりそうなので、1つずつお伝えしていきますね。
今日は1つ目、「好き嫌い」対策です。
好き嫌いが多くて、食べられるものがなさそう…
発達障害のお子さんに多い「偏食」。
![](https://tetote-tama.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/ojisan.png)
白いごはんしか食べません!まぜごはんなんてムリムリ!
とか、
![](https://tetote-tama.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/obasan.png)
食べられる野菜といえば、マックのポテトのみ…
なんてこと、ありますよね~。
給食のこんだて表をみて、
「うちの子が食べられるものが見当たらないんだが…」
と頭をかかえるママ・パパも多いです。
ムリに食べなくてもOK!上手に残せるようになろう♪
![](https://tetote-tama.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/doya-man.png)
子どものころ、食べ終わるまで教室に残されたなぁ…
安心してください。
時代は変わりました。
苦手なものを、ムリに、ぜんぶ食べられなくてもだいじょうぶです。
それよりも、
初めてのメニューへの「恐怖心」をへらす
苦手なものは残してOK、と思える
友だちに不快感をあたえずに、上手に残せる
ことが大事。
↑この3つを低学年のうちにできるようになったら、100点です!
ひとつずつみていきましょう。
初めてのメニューへの「恐怖心」をへらす
幼稚園でお弁当ばかりだった、というお子さんのばあい、
好きなものしか食べたことがない
という子も多いです。
そんなお子さんのばあい
お皿の上に、見たことのない料理がのっていると、それだけでパニックに…
なんてことも。
でも、給食の力って偉大なんですよね。
1年生の給食では初めての料理ばかりで、パニックばかりだったお子さんも、
食べてみたら意外とイケた
という経験をくり返して、だんだんと給食が怖くなくなっていくことが多いです。
とはいえ、できれば最初から、「初めてのメニューへの恐怖心」を減らしてあげたいもの。
おうちでも、ふだんは大人しか食べないメニューを、しれっとお子さんのお皿にのせてみましょう。
いやがったら、もちろんムリにすすめず、
![](https://tetote-tama.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/woman.png)
苦手なんだね。じゃあ、へらそうか
と言って、ひっこめます。
いろんなものが、出てくるんだな
とわかってもらえばそれでOKです。
苦手なものは残してOK、と思える
「苦手なものは残していい」
あたりまえのことですが、これができない子、意外と多いんです。
とくにASD(自閉スペクトラム症)のお子さんのばあい、
そこにあるものは、すべて「無」にしたい
という特性がはたらくことがあります。
お皿にあるものも、ゼロにしなければ気がすまない。
でも、食べられない。
そこでパニックになったり
ムリに口に入れて吐いてしまうなんてことも…
また、「残すのはいけないこと」という思い込みがあると、
給食自体が、いやになってしまいます。
苦手なものは、残していい。
残すのははずかしいことでも悪いことでもない。
ということを、伝えていきましょう。
友だちに不快感をあたえずに、上手に残せる
二つめの「苦手なものは残してOK、と思える」と関係が深いスキルです。
給食で苦手なものが出てきたときに、
うわ~、これキライ。きもちわるい!
と大きな声で言ったり、
一口食べて、「ウェ~~~」と吐きだしてしまったり。
そんなことがあると、まわりの友だちは不快になります。
そこから、
「〇〇くんって悪い子だな」
「△△ちゃん、いやなこというから、キライ」
と言われてしまうのは、悲しいことです。
そうならないためにも、
上手に残すスキル
を、身につけていきましょう。
一口食べて、「あ、これムリ」と思ったり、
または、パッと見で「食べられそうにないな」と思ったら、
「のこしてもいいですか」と言う。
その練習をつんでいくといいです。
担任の先生によっては、
食べ始めるまえに、食べられる量まで子どもが自分で減らす
というやり方をとることも多いです。
この方法ができるようになると、自分が食べきれる量まで減らせるので、
全部食べられた!!
という経験を積むことができます。
これは、偏食だけでなく、「少食」のお子さんにもGoodな方法!
お子さんによって、これもできそうなら、練習してみてもいいかもしれません。
「完食しなければならない」という思いこみは手放そう
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
好き嫌い、偏食は、発達障害をかかえる子にとって永遠のテーマ。
もちろん、それを減らしていくことは大事です。
でも、時間がかかります。
小学校入学が近づいているお子さんのばあいは、
まず、「上手に残す」スキルを身につけていきましょう。
![たま](https://tetote-tama.com/wp-content/uploads/2021/01/26234.jpg)
あせらず、一歩一歩ですよ♪