お子さんの小学校入学にあたって、発達上の心配がある…
そんなときは、お住まいの自治体の
就学相談
を、調べてみましょう。
就学相談って何?という方は、こちらの記事もどうぞ
就学ノートを作ろう
就学相談にあたっては、ノートを1冊作るといいよ、という記事を書きました。
発達障害 グレーゾーンの子の小学校選び④○○で就学相談のモヤモヤを解決!
今日は、実際どんな感じで作ったら良いの?というところを解説します。
就学ノートとは
上の記事でも書きましたが、
お子さんの就学に関するすべてを一つにまとめたのがこの
就学ノート
です。
作るとどんないいことがあるの?という点については、
どんなノートを使えばいいの?
結論からいうと、どんなのでもいいです。
お家にあるもらいもののノートでも、
何かに使おうと思ってとっておいたお気に入りのデザインのノートでもOKです。
ただ、大きさはB5以上をおすすめします。
なぜかというと、プリント類を貼るのに便利だからです。
様々な説明会や相談、検査の過程で、いろいろな書類をもらいます。
その書類を貼って一元管理するのが、この就学ノートの役割の一つです。
そのためには、A5サイズ以下では小さすぎます。
B5サイズあれば、A4のプリントでも半分に折って貼れます。
(A5だと微妙にはみ出しそうになったりしてストレスです)
折らずに貼れるのはA4サイズのノートです。
ただ、バッグが小さい方だとバッグに入らないという問題も出てきます。
このあたりはお好みで決めてください。
中は、方眼でも罫線でも無地でも、
ご自分が書きやすい、見やすいものを選んでいただいてOKです。
貼るのが苦手な方はルーズリーフ+ファイルでもOK
ノートにプリントを貼るのは面倒
ノートが分厚くなるのが嫌い
という方は、ファイル形式にしても良いと思います。
その際は、ルーズリーフも一緒に綴じておきましょう。
単にプリント類を保管するだけでなく、
相談の場で交わされた話の内容、
自分たちが何を考え、思ったのか、
お子さんの言動、等々を記録しておくことがとても大切だからです。
紙じゃなきゃダメ?デジタルでもいいのでは?
タブレットをお使いの方は、デジタルでも良いと思います。
ノートアプリを使用し、
プリント類は撮影するかスキャンして取り込みます。
実は、私も長らくアナログの手帳派でしたが、
最近はペーパーレス化に挑戦しています。
iPadなら、「GoodNotes」などのアプリを使うことで、
ペーパーレス化が実現できます。
大事なのはとにかく「一元化」と「言語化」
ここまで見てきたように、
就学ノートの形式は、ご自分が使いやすいものでOKです。
まずはもらいもののノートなどで小さく始めてみるのも良いと思います。
トライしてみることに、失敗はありません。
やってみて、「ああ、自分にはA4は大きすぎて扱いにくいな」とか
「タブレットはかえって面倒だな」とか分かったら、改善していけばいいのです。
就学ノートで情報の一元化を練習しておくと、
就学後も、同じようにお子さんの学習や学校生活について情報を管理しやすくなります。
とにかく、情報を一元化して
「あれどこに行ったっけ」とならないようにすることと、
揺れ動く思考を常に言語化して、
頭の中がモヤモヤゴチャゴチャしないようにすること、
これが大事です。