気がつけばもう3月…
新入学を迎える保護者の皆様は、
準備に忙しい日々を過ごされているのではないでしょうか。
発達に凸凹があるお子さんであればなおさら。
今回は、そんな発達っ子の小学校入学に向けた準備についてまとめていきます。
注
このシリーズは、発達障害のお子さん、発達に凸凹のあるお子さんが、
小学校の通常級（普通級）、支援級に入学する際の
入学準備についてまとめたものです。
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バイブルは入学説明会資料
ひとくちに「小学校入学準備」といっても、地域・学校によってかなり細かな差があります。
おそらく2月ごろに「入学説明会」があったと思います。
そこで配られた資料が、なんといっても一番大事です。
まずはそれをベースに、
・先輩ママのアドバイス（同じ小学校のママさん。お子さんの実態が近い人がベスト）
・ネットの情報（あくまで参考程度に。このページも😊）
なども参考にしながら準備をしていきましょう。
必要なモノ・ことを書き出そう
この時期は、バタバタと忙しくなります。
卒園式もあるのでなおさらです。
手帳でもノートでも、なんなら裏紙でもいので、
「これ買わなきゃ」「これやらなきゃ」と思ったことはどんどん書き出していきましょう。
家族で共有できると、なお良いです。
こんなことに気をつけて準備しよう
準備物の鉄則は「シンプルイズベスト」
お子さんはキャラクターや仕掛けのついた文房具を欲しがるかもしれませんが、
鉄則は「シンプルイズベスト」。
・飾りのないもの
・色味の少ないもの
がおすすめです。
理由は、刺激が少なく、扱いやすく、そして安価だから。
見た目より機能性重視、が後々みんな幸せです。
学校で使うものは、消耗品と割り切る
保育園や幼稚園と違って、学校生活ではとにかくモノが行方不明になると覚悟しておきましょう。
また、壊れてしまうことも往々にしてあります。
お子さんが執着するくらい気に入っているものや、高価なものは、
お家で使うようにしたほうが無難です。
また、「なくなったり、壊れたりするものだ」と思っておけば、
親子共にちょっと気が楽になります。
手作りにはこだわらない
それでなくても大変な入学準備。
体操着の袋や手提げ袋など、つい、手作りしてあげたくなりますが、
お裁縫が趣味で大好き！という方以外は、無理して作る必要はないと思います。
今は既製品でも良いものがたくさんありますし、
手作りしてくれるサービスも多いです。
手作りに費やす時間と手間、労力、気力は、他のことに回しましょう。
「指定のとおり」にしばられすぎない
「入学説明会の資料が大事」と書きました。
でも、小学校は、
中学校や高校のように「校則」があってそれを守らなければならない、
というわけではありません。
たとえば上履き。
バレエシューズタイプ、色は白、など指定があったとしても、
もっと履きやすいものにする選択肢を捨てなくて良いと思います。
お子さんの特性（感覚に過敏さがある、手先が不器用で着脱に時間がかかるなど）に合わせて、
柔軟に用意していくこともときには必要です。
学校に確認すれば、あっさり「いいですよ」と言ってもらえることもあるので、
必要に応じて問い合わせてみましょう。
時間のかかりそうなものから
必要なものは、書き出しましたか？
例えば、
■ 学用品
・下じき
・筆箱
・鉛筆
・消しゴム
・赤鉛筆
・お道具箱
■ シューズ
・上履き
・外履き
■ 服
・体操着
・普段の服
■ その他
・ハンカチ
・ティッシュ
・給食に使うもの（ナフキン、お箸、スプーンなど、学校によって）
・ランドセルカバー
・雨具
■ 家で使うもの
・電動鉛筆削り
・名前シール、記名グッズ
…と、ざっと思いつくだけでもこれくらいあります。
この中で、
・入手するのに時間がかかりそうなもの
（検討が必要、注文が必要、あるいはどこどこのお店に買いに行くなど）
なものから手をつけましょう。
記名がけっこう大変
入園の時にもすでに経験済みかと思いますが、
記名はけっこう時間と手間がかかります。
名前シールやスタンプを使うのもひとつの手です。
あるいは、テプラが１台あると、これからずっと使えます。
