お子さんの小学校入学にあたって、発達上の心配がある…
そんなときは、お住まいの自治体の
就学相談
を、調べてみましょう。
就学相談って何?という方は、こちらの記事もどうぞ
就学相談のモヤモヤを防止するには
先日、就学相談のモヤモヤベスト3という記事を書きました。
その中の一つめ、
場の雰囲気にのまれて、聞きたいことも聞けなかった
これを防止するために役立つ方法をお伝えします。
それは、
就学ノートを作る
ということです。
???
ノートを作ることが、どうしてモヤモヤ防止に役立つの??
そう思いますよね(笑)
5つの理由があります。
情報を整理できる
情報はなるべくひとつの場所に集約する、これが鉄則です。
私達の毎日は情報であふれています。
お子さんの就学に関しても、いろいろな方向から情報が入ってくるでしょう。
各種説明会や療育でもらったプリント、
先輩ママから聞いた話、
ネットで見た情報など。
それらをひとつにまとめておくことで、
「あれ…確かこんな話をどこかで聞いたはずなんだけど…
いつだったっけ?そして詳細は何だったっけ?」
ということを防げます。
また、うっかりしがちなスケジュール管理も併せて行うことができます。
質問点をあらかじめまとめておける
前回の記事でも書きましたが、
いざ就学相談の場に行くと、緊張したり焦ったりして、
聞きたかったことが頭から抜けてしまう、ということがあります。
そのようなことを防ぐために、質問点はあらかじめまとめていくと良いです。
回答をその場でメモできるように、質問と質問の間は空けて書いておきましょう。
担当者との「言った、言わない」を防止できる
残念ながら、人間同士の会話ではこれが起こりがちです。
「こう言ったはずなのに」「こう聞いたはずなのに」という行き違いで
無用なトラブルになるのは、避けたいものです。
相手と自分の発言は、日付を入れてメモしておく。
そんな習慣をつけると、「言った、言わない」問題は限りなくゼロに近づけることができます。
自分たちの考えの変遷を明確にできる
言語化、ということはとても大事です。
現時点で、お子さんの就学に関して保護者としてどう思っているのか。
「迷っている。子供のために何が最善なのか、知りたい。」
「今の所は通常級でがんばらせたいけど…どうなのかな。」
そんな、ちゃんとした文章にならないつぶやきでいいのです。
日付を入れて、書いておきましょう。
ただ頭の中でモヤモヤと悩んでいるより、文章にして吐き出すことで、
思考が整理され
保護者の思いを聞かれたときに筋道立てて答えることができ
なおかつ、ぐるぐると悩むことが減る
いいことずくめです。
おっ、この保護者なかなか手ごわいぞ、と思わせることができる
最後はおまけのようなものですが…
就学相談の場に、手ぶらでやってきて、なんとなく不安そうに座っている保護者
と、
いろいろ情報が貼ってあるノートを持ってきて開き、質問や意見が淀みなく出てくる保護者
とでは、担当者の印象が変わってきます。
相手によって態度を変えるような人は担当者になっていないはず、と思いたいですが、
念の為…
大きなプロジェクトをするときには、ノートが役立つ
いかがでしたか?
お子さんの就学は、保護者にとって一大プロジェクト。
そんな大きな物事に立ち向かうときは、1冊のノートが心強い味方になります。
ノートが良いらしいのはなんとなくわかった。
でも、ノートってどんなものを用意すればいいの?
家にある手帳でもいいのかな?
では、ノートの詳細について次回書いていきますね。