【給食を食べるのが遅い】発達障害の子、お家でできる対策3選!!

小学校 入学準備

 

食べるのが超絶ゆっくりな我が子……

給食、大丈夫かなあ???

食事のスピードってママ・パパはなかなかコントロールできないことだから、心配になりますよね。

でも、だいじょうぶですよ!!

食べるのがゆっくりなお子さんには、いくつかの理由があります。

この記事では、そんなお子さんのための「理由」「対処法」をお伝えします。

私、たまは、これまで発達障害のお子さんが抱える「食」のお悩みに多く応えてきました。

・気がついたら、時間内に食べられるようになっていた!
・悩んでいたけど、そんなに気にすることではないんだと気持ちを切りかえられた

というお声もいただいています。

この記事を読むことで、「食べるのが遅い」という悩みから抜け出すきっかけをつかめるはずです。

そもそも、学校の給食時間ってどんな感じ?

私たちが子どもの頃と今では、給食の時間にも多少の違いがあります。

ここでは、食べる時間や「食べ終わらなかったらどうなるのか」を解説します。

食べる時間は20分くらい

準備から配膳、食事、片付けまで含めてだいたい40分前後の学校が多いようです。

その中で、「食べる」時間は正味20分くらい

えっ…それしかないの!?

うちの子、ぜったい食べ終わらないよ!

家庭での様子を見ていると、とても20分で食べ終わるイメージがもてず心配になるかもしれませんね。

ただ、入学してしばらくは、もう少し長く時間をとってくれることもあります

食べ終わらないときはどうなるの?

食べ終わらないときは、残念ながら、そのまま残すしかありません。

残さなければならない、というのは、「もうちょっと時間があれば食べられるのに…」というお子さんにとっては悲しいかもしれませんね。

先生によっては、みんなで「ごちそうさま」をしたあと、他の子たちが片付けをしている間に、食べさせてくれることもあるようですよ。

それに、昭和の頃のように、お昼休みも教室に残って食べさせられたり、家に持ち帰らされたりすることもないので、お子さんにとってはプレッシャーになりにくいともいえます。

「食べるのが遅い」理由と対処法3選

食べるのがゆっくりなお子さんには、さまざまな理由が考えられます。

ここでは、よくある「食べるのゆっくりさん」の理由と対処法を解説します。

理由その1 時間内に食べ終わるという意識・経験がない

ここで、改めて考えてみてください。

お子さんは、「時間内に食べる」「”ごちそうさま”までに食べ終わる」という習慣が身についていますか?

これ、意識して繰り返しやってあげないと、なかなか身につくものではないんです。

幼稚園や保育園でやってくれていれば話は別ですが、キッチリと時間を区切って食べさせている園はあまり多くはないでしょう。

・他のことに気が散りやすい

・おしゃべりなど、食事以外のことに夢中になりがち

・食べ物で遊ぶクセがある

・食べることへの意欲が低い(お腹が空いていない、もともと少食)

このようなお子さんのばあい、「食べ終わるまで待ってもらえる」という環境ですと、ひたすらのんびり食べることが当たり前になりがちです。

また、小学校入学期くらいのお子さんですと、「時間の感覚」がまだ身についていなくて当然

・時計の見方がわからない

・「1分」「1時間」という単位が感覚としてわからない

という段階で、

「あと10分で食べて!」

と言われても、ピンとこないのです。

対処法その1 時間を「見える化」してトレーニング!

まずは、お子さんに

「時間内に食べる」とはどういうことか

を実感してもらうことが大切です。

 

そのためには、目に見えない「時間」を見える化しましょう。

ズバリ、タイマーの利用です。

よくあるキッチンタイマーなどのデジタル形式のものですと、実感がわきにくいかもしれません。

私のおすすめは、残り時間が視覚的にわかりやすいもの。

 

 

また、このようなアプリも便利です。

LITALICO ねずみタイマー

 

どうでしょう。お子さんにもわかりやすいと思いませんか?

最初はゆるめの設定(お子さんの所要時間+5分くらい)にして、時間内に食べ終わることができたら、カレンダーにシールを貼るなどしてべた褒めしましょう。

「時間内に食べよう」と思うことで、おしゃべりやよそ見も自然と減っていきます

少しずつ時間を減らしていき、給食と同じ20分まで縮められたら大成功です。

理由その2 食べることそのものが、発展途上

食べるためのからだの機能が、まだじゅうぶんに発達していない場合や、食べ方のクセがあるせいで、スピードが上がらない場合があります。

・一口の量が少ない

・噛む回数が多すぎる

・嫌いなものが多く、食べ始めるのに時間がかかる

など。

また、「食べる意欲がありすぎる」というケースもあります。

「これで満足」ということがなかなかできず、苦しくなるまで食べ続けてしまうようなお子さんですと、それだけ食事にも時間がかかります。

対処法その2 気にしすぎず、できる範囲でサポートする

正直、これは身体の機能の発達を待たなければならない場合も多いです。

あまり気にしすぎると親子共にストレスになります

 

対処法1と同じタイマーをゆるめに使いながら、あまり気にせず見守る方がよいでしょう。

学校の先生に、「食べるのが遅いです」と伝えておくのも一つの手です。

 

ただ、「食べる意欲がありすぎる」お子さんの場合、

・肥満

・消化不良

などが心配。

また、学校の給食では何度もお代わりをすることは難しいです。

「際限なく食べて良い」というのは、そろそろ終わりにしましょう。

・お皿に1回分の食事量を盛り切り、それ以上はあげない

・お代わりをする場合も何回まで、と決める

などのやり方を少しずつ取り入れていくのがおすすめです

ねだられてママやパパのご飯を分けてあげるのも、そろそろ卒業にしたいところです。

給食で先生やお友達の分までほしがってしまうと、トラブルの元になるからです。

理由その3 手先がまだ不器用

一見「食べること」とは関係なさそうですが、

・はしやスプーン、フォークの使い方が苦手

・こぼしやすく、なかなか口に入らない

というお子さんの場合、どうしても時間がかかりがちです。

食べることそのものに対し消極的になってしまう場合もあります。

対処法その3 お子さんに合った食具を使う

学校の給食では、はしもスプーンも、高学年に合わせたサイズのものが使われていることが多いです。

手の小さな低学年のお子さんにとってはとても使いづらいですね。

 

もちろん、少しずつ練習していくことは大事。

でも、いきなり手の大きさや発達段階に合わない食具を使うのは苦痛ですよね。

 

私のおすすめは、「食具の持ち込み」

 

箸なら、エジソン箸やトレーニング箸

 

 

スプーン・フォークはお子さんの手に合った、すくったり刺したりしやすい形状・素材のもの

 

 

お家で使っているものがあれば、もちろんそれでOK!

お子さんに合った食具が使えると、食べやすさがUPし、食べるスピードも上がります。

特別支援学校・特別支援学級では、先生に相談すると食具の持ち込みはすんなりOKになるでしょう。

普通級(通常の学級)の場合でも、「ダメ」と言われることはないと思います。

ただ、毎日持ち帰ってご家庭で洗うことはもちろん必要です。

結論 「食べるのが遅い」は、気にしなくていい

食べるのが遅いことには、大きくわけて3つの理由があります。

理由その1 時間内に食べ終わるという意識・経験がない

理由その2 食べることそのものが、発展途上

理由その3 手先がまだ不器用

でも、大丈夫。

対処法その1 時間を「見える化」してトレーニング!

対処法その2 気にしすぎず、できる範囲でサポートする

対処法その3 お子さんに合った食具を使う

この3つの方法を少しずつやっていきましょう。

「気長に」「あせらず」が大事です。

それでも悩んだときには、次のことを思い出してみてください。

・大人でも、食べるのがゆっくりな人はいる

・食べるのが遅くて栄養失調になることは、まずない

・食べることに限らず、誰でも自分のスピードがある。コントロールしようと思いすぎない方がお互いにストレスにならない

我が家の次男も、食べるのゆっくりさん。中学生ですが、家ではいまだに1時間近くかけて夕飯を食べています。

でも、給食や友達との外食ではそれなりにペースを合わせられるようになっているようです。何事も本人の成長ですね。

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