【発達障害のある子への対応】脱・イライラ編その1 ~◯◯◯だけ2m後退してみよう~

行動問題

言うことを聞いてくれない

大声で泣きわめく

わざとやっているような問題行動

 

そんなお子さんの姿に、イライラしてしまう。

親であれば、子育てが辛いと感じてしまう。

支援者であれば、怒りや無力感を感じてしまう。

それはあなただけではありません。

脱・イライラ その1 ~こころだけ2m後退せよ~

脱イラ支援者のコツ、その1は、

こころだけ2m後退することです。

子どもと向き合っている自分を遠くから眺める

物を投げたり暴れたり、自傷していたり…

安全に懸念がある時などは、物理的にお子さんから離れるわけにはいきません。

でも、身も心もお子さんとがっつり向き合っていると、

精神的な余裕がぶっとんでしまうこと、ありませんか?

そんな時は、自分のこころだけ、2mくらい後ろに飛ばします。笑

きなこ
きなこ

え、この人何いってんの?💦

ちょっとちょっと待って、ウィンドウ閉じないでくださいね!

「こころだけ2m後退」とは

言葉でうまく説明するのは難しいのですが、

お子さんと向き合っている自分を後ろから眺める、

あるいは、幽体離脱しているみたいに天井から眺めるイメージです。

自分を、もう一人の自分が眺めるというか。

これ、できるようになると、あらゆることがぐっとラクになりますよ。

 

「メタ認知力」を身につけよう

心理学用語でいうと、この力は「メタ認知力」と呼ばれたりします。

耳にされたことがある方、「知ってるよ」という方も多いと思います。

メタ認知とは?その効果と鍛える方法をご紹介!

メタ認知に関しては、上記のように、

ネットでも多くの情報を得ることができますし、

たくさん本も出ていますので、

興味をもたれた方は調べてみてください。

メタ認知力は、

単に「怒りをコントロール」というだけでは、もちろんなくて、

自分自身をより高めたり、

周りの人たちとの人間関係を改善したりするのにも

役立つと言われています。

(この記事を書いていて、ふと

「これってマインドフルネスとも通じるかなあ」と思いました。

調べてみると、マインドフルネスを心がけてみることで、

メタ認知力が向上するとも言われているそうです。)

 

「脱イラ」に役立つメタ認知トレーニング

いきなり、イライラしている現場で「メタ認知…」は難しいですよね。

おすすめは、精神的に割と余裕があるときに、トレーニングしてみることです。

トレーニングといっても、軽い気持ちでいいんです。

ステップ1 普段の自分を眺める

最初は、なんてことない普段の自分を2m後ろから眺めるつもりで見てみます。

たとえばこのブログを読んでいる自分。

背後にまわりこんだ視点から眺める感覚を

もってみてください。

どうですか?できそうですか?

読んでいる自分と、眺めている自分。

2人に分かれてみる感じです。

ステップ2 雑用している自分を眺める

それができたら、家事や雑用をしている時に、

あー、洗濯物干してるね。

くらいな感じで2m後ろから眺めます。

そのとき、善悪の判断や、

「もっと効率的にやればいいのに」といった

自分へのアドバイスは要りません。

ただただ、雑用している自分と、

それを眺める自分の2人に分かれてみることができればOKです。

ステップ3 ちょっとストレスを感じる状況で試してみる

それができたら、次は、ちょっとストレスのかかる状況で試してみます。

たとえば、電車に乗り遅れてしまった時。

ホームにたたずんでいる自分を2m後ろから眺めます。

また、身体的に痛みを感じている状況に遭遇した時にも

試してみましょう。

タンスの角に足の小指をぶつけてしまった時。

悶絶している自分を2m後ろから眺めます。

痛ーい!と唸っている自分と、それを冷静に眺めている自分、

2人いる感じです。

いずれも、「乗り遅れちゃった」「痛い」というネガティブな感情に

100%溺れてしまうのではなく、

困っている、痛がっている自分もいながら、

それを「あー、そうかそうか」と眺めるもう一人の自分もいる、

という状況が生まれたら、大成功です。

ステップ4 イライラする現場で試してみる

このトレーニングをやってみて

少しでも感覚をつかめてきたら、しめたものです。

それを、イライラしてしまいそうな時に応用してみましょう。

お子さんが「ヤダ!」と叫んだ時。

やってほしくない問題行動を、こちらの顔を見ながらやっている時。

そんなお子さんに向き合っている自分を、

「こころだけ2m後退させて」眺めます。

そこで、ふっと冷静になった感覚が少しでも感じられたら花丸!

大好きなスイーツでもあとでこっそり食べて、

自分にごほうびをあげましょう。

すぐにできなくても大丈夫

この感覚は、自転車に乗る能力と同じで、

一度身につけたら一生使えると思います。

でも、すぐにできなくても大丈夫です。

私も、我が子にすごーくイライラしている時期や、

担当しているお子さんとの関係がうまくいっていなかった時期にこの方法を知ったとしても

すぐにはできなかっただろうと思います。

ネガティブな感情に常に飲み込まれていたし、疲れ切っていたからです。

 

だから、「何のことかわからない」「できそうにもない」と思っても、

決してご自分を責めないでください。

平常心の時に少しずつ試してみて、いつの間にかイライラが減っていたら儲けもの、

くらいの気持ちでトライしていただけたら嬉しいです。

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