子供とのお出かけが少しだけラクになる方法~座り込みへの対処④「疲れやすい」

行動問題

子供とのお出かけ、座り込みが多くて気が重い…

そんな保護者の方に向けた記事です。

支援者や先生方にも、もしかしたらヒントになるかもしれません。

 

疲れを知ると、子供が見えてくる

座り込み=わがまま、と捉えられやすいですが、

実際は「疲れている」ということも理由として挙げられます。

発達に凸凹のあるお子さんは、心身ともに疲れやすい傾向があり、

疲れは、そのお子さん自身を深く知るためのバロメーターだったりもするのです。

 

我が家の例-こんなことがありました

以前、家族で大阪旅行をした時のことです。

初日と二日目はUSJで遊びました。

ハリウッド映画大好き、アトラクション大好きな夫と子どもたちはイキイキ。

しかし、私は大きな音や光、そして回転に弱い…

アトラクションに乗ってもひたすら目をつぶって耐えるだけで、

ぐったりと疲れてしまいました。

そして3日目は大阪城観光。

私は歴史が好きなので、長距離歩くことも、階段を上り下りすることも

あまり苦にならず、ひたすらウキウキ。

しかし、子どもたちは、歴史には興味なし。

楽しさを感じられなくなった途端、一気に前日までの疲れを感じたようで、

少しでも座れるところを見つけてはへたりこむように座っていました。

(ちなみに夫は守備範囲が広いので、どちらも楽しんでいました)

 

このことから、

・興味、関心

・過敏さ

など、個人がもつ特性や個性によって、疲れ方が大きく違うことがわかります。

 

座り込んだらその時がチャンス!チェックしてみよう

どんな時に疲れるのか

お子さんがちょっと疲れた様子で座り込んだら、観察してみましょう。

(「うわっ、ここで座り込まないで~💦」という場合があるのは、

もちろん承知ですが…観察できる状況であれば、ということです)

その活動は、お子さんにとってどれくらい興味をもてるものだったか?

身体的に、特に疲れやすいところはあるか?

お子さんのもつ「過敏さ」にひっかかる状況ではなかったか?

お子さんは疲れるとどんなサインを出すのか?

その時にいちばん効き目のある対応は何か?

など、お子さんのいろいろな側面が見えてくると思います。

一つずつみていきましょう。

興味・関心がもてず疲れを感じる

人間誰しも、自分にとって楽しいことには

疲れを感じにくいものです。

一方、興味・関心をもてない時には、

「疲れた~」が出てしまいがちですね。

 

裏を返せば、

お子さんが長時間集中できていることは、

お子さんの「強み」になりうること、といえます。

 

身体的・特性的に疲れやすいポイントがある

たとえばダウン症のお子さんなど、関節に柔らかさ・弱さがある場合は

長時間立っている状況は辛いかもしれません。

また、ADHD傾向のあるお子さんの場合は、自分の意志で動けない状況、

長時間じっとしていなければならない状況は、とても疲れるものです。

 

これらの「疲れやすさ」は、本人の努力でどうこうできるものではありません。

どうやってうまく周りと折り合いをつけながらその状況を回避していくか

ということを、お子さんや周りの人と一緒に考えていけると良いですね。

 

お子さんの過敏さを刺激する環境である

前述したように、

大きな音や光が苦手な人にとって、遊園地はとっても「疲れる場所」です。

また、人混みが苦手なお子さんにとっては、

たくさん人が集まる場所や混んでいる交通機関は、「疲れる場所」となります。

お子さんがいつもよりもひどく疲れている様子のときは、

その直前に、どんな状況で何をしていたか、ということを思い返してみましょう。

そこから、お子さんの過敏さ、苦手さが見えてくるかもしれません。

そのあたりが明らかになれば、対処法も見えてきます。

・大きな音が避けられない状況のときは、イヤマフをもっていく

・人混みが苦手であれば、交通機関が混む時間帯を避けて移動する

などです。

お子さんが小さいうちは、大人がサポートしてあげる必要がありますが、

大きくなるにつれて、自分で対処できるようになるととてもいいですね。

 

疲れるとどうなるか

疲れた様子のとき、お子さんはどんな状態になりますか?

・座り込む

・怒りっぽくなる・攻撃的になる

・泣き虫になる

・集中力がなくなる

大人もそうですが、疲れた時の状態を知っておくことは意外に役立ちます。

お子さんがメソメソしだすと、ついこちらもメンタルをやられそうになることがありますが、

「そうか、疲れてきたんだな」とわかれば、冷静に対処できる場合もありますよね。

同時に、学校の先生などお子さんに関わる大人に対しても、

「こういう状態になったら、疲れているサインなので、少し休憩をとらせてください」

と伝えることができます。

 

「疲れ」とうまく付き合おう

・疲れやすいポイントや、疲れのサインを知っておく

・対処法を見つけ、関わる大人にも知らせておく

ということができると、お子さんも周りの人々も、少しラクになります。

きなこ
きなこ

でもこれって、我々大人にも言えることだよね…

たま
たま

そう、その通り!

自分自身の疲れポイント、対処法も考えておきたいですね。

毎日お疲れ様です。

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