発達に凸凹のあるお子さんとのお出かけ。
楽しいはず…なのだけど正直なところ
きなこ
気が重いの…
そんなお声をよく聞きます。
その理由の一つが、
「途中で座り込んで動かなくなってしまうこと」。
もちろん、発達の過程で定型・非定型問わず見られることです。
でも、発達に不安を抱えるお子さんの場合、
特に多いかもしれませんね。
今日はその主な原因について考えてみました。
発達障害のある子の座り込み…考えられる原因4つ
大きく、4つの原因が考えられます。
飽きてしまった
単調な道だったり、興味や心をひかれるものがなく、
お子さん自身が楽しさを感じられない場合です。
見通しがもてない
自分はこれからどこへ行くのか?
どのようなスケジュールになっているのか?
見通しがもてないと、不安になり、モチベーションも下がってしまうことが
考えられます。
疲れた
なんだか元も子もないですが、
実はけっこう重要な原因のひとつです。
体力がないお子さんも多いので、
大人が考えるよりも「疲れている」場合はけっこうあります。
また、身体的には無理のない行程であっても、
刺激が多い場所ですと、精神的に疲れて充電切れ…になってしまうこともあります。
主導権がもてない
ダウン症のお子さんに多い印象ですが、
他にも、主体的に動きたい、という個性の強いお子さんの場合、
自分の意志とは関係なく連れられて歩く
ということに抵抗を感じる場合があります。
それが、座り込みにつながることも。
次回からは、それぞれの原因ごとに、
対処法を考えてみたいと思います。