発達障害児が「1人でも取り組める教材」3つの条件を徹底解説

作り方

こんにちは、たま@tama_tetoteです。

良い教材の条件はいろいろありますが、ひとつの目安として、

「一人でも取り組める教材」

ということが言えると思います。

今日はこの、「一人でも取り組める課題」について考えていきましょう。

はじめに

きなこ
きなこ

「一人で取り組む」って、子どもにとっては難しいよね?

そう思った方も多いと思います。

もちろん、体の動きに大きな制約がある方、注意力が続きにくい方など、サポートが必要な場合は多いです。

しかしどんな実態の方であれ、部分的にでも、

「一人で取り組む」

ことは、めざす価値があります。

 

一人で取り組めると、

・「自分でできた」という自信になる

・受け身ではなく、自発的に行動できるようになる

・好きなことや趣味などの余暇活動につながる

・お子さんにつきっきりにならなくて良いので、家族の負担軽減につながる

・学校などで複数のお子さんを一人の指導者がみる場合に役立つ

こんなにたくさんのメリットがあるからです。

では、どうすれば「一人で取り組める教材」ができるのか?

それには、ちょっとしたコツがあるんです。

早速みていきましょう。

1人で取り組める教材のための条件3つ

1人で取り組める教材には、以下の条件があります。

  1. やり方がわかりやすい
  2. 子どもの好きな要素が入っている
  3. 安全である

1つずつ解説します。

やり方がわかりやすい

「わかりやすさ」は、意欲を削がないためにとても大事です。

「なんかこれ、わかんないなあ」

と思った瞬間に子どもの心は離れていきます。

 

子どもの心は…と書きましたが、大人も一緒ですね💦

わたしも「わかんないなぁ」と思った瞬間読まなくなる資料や説明書がいっぱいあります…

「わかりやすさ」に話を戻します。

この教材、どうやって取り組めばいいか分かりますか?

「ケースから毛糸玉を取り出して、円形容器の穴に入れればいいんでしょ」

 

そのとおりです。

これで迷う人は少ないはずです。

では、もしこの教材が、こうなっていたらどうでしょうか。

これで毛糸玉を提示されても、どうしたらいいか、

わかりにくいですよね。

 

この教材の場合は、

・容器一体型で、毛糸玉と穴との関係がわかりやすく、散らからない

という「コツ」があるのです。

 

簡単なことですが、心がけてみると教材が一段とグレードアップしますよ。

理想は、「言語指示がまったくなくても、お子さんが迷わず取り組める」ことです。

この毛糸玉を入れるんだよ。…あっ、遊んじゃダメだよ!これを1個持って。…そしてこっちの穴に入れるの。この穴だってば

こんな指示を出していたら、教える側は消耗しますし、何より子どもが混乱して意欲を失います。

「はいこれ!やってみよう!」

と、ポンっと出したら秒で始められる、という教材をめざしたいものです。

お子さんの好きな要素が入っている

意欲は、ものすごい「燃料」になりえます。

逆に意欲がわかない場合、取り組ませるのは至難の業です。

そして、意欲を引き出すのはなんといっても「好き」の気持ちです。

  • 感触
  • キャラクター
  • 動作

このあたりを押さえておきましょう。教材づくりの大きなヒントになります。

意欲のわかないことをいくらやらされたって、それが嫌いになるだけです。

逆に、意欲をもっていることは、止められてもやり続けます。

教材も、お子さんが「やりたい!」「もっとやりたい!」と思えるもの、そしてその気持ちを活かせるものをめざしたいですね。

安全である

手作り教材が陥りやすい欠点が、「安全性に問題があること」。

  • 色落ちする
  • パーツがはがれやすい
  • 木やプラスチックを切った部分にとげが残っている

など、「あるある」です。

危険な要素がひとつでもあると、その教材に集中させることは難しくなります。

たとえば、飾り付けとしてたくさんシールが貼ってあるけれど、お子さんの力で簡単にはがせるとしたら?

はがしたシールを口に入れようとするお子さんと指導者の間で攻防戦になり、教材どころではなくなってしまうかもしれません。

また、切り口の処理が甘くて指を怪我してしまったら?お子さんは二度とそのタイプの教材に触ってくれなくなるかもしれません。

そうならないためにも、安全性にはくれぐれも注意しましょう。

おわりに

年齢や障害の重さ、特性にかかわらず、一人で取り組める教材がひとつでもあると、その方の活動の幅が広がります。

教材を作るときには、「少しでも、一人で取り組める要素があるかな?」と考えてみてください。

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